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ffftpのホスト側リスト表示

Posted by Koumei on 5月 15, 2012 in パソコン一般

 ffftpというftpツールを使っている。
 なぜか、サーバによって、右側のホスト側リスト表示が出たり出なかったりする。
 以前は表示されていたのだが、どこか設定を弄って戻し忘れたのかもしれない。

 オプションの環境設定を見ても妙なところがない。

 ホストの設定で「高度」の中の「LISTコマンドでファイル一覧を取得」のチェックが外れていた。
 なぜ?

 どうしてそうなったのか判らないが、多分、自分で外したのだろう。
 いったい何のために?

 何か設定を弄ったら確認し、問題があれば戻さなければダメだ。
 という教訓を得た。

 
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真空と温度

Posted by Koumei on 4月 18, 2012 in 関係ない話

 真空とは何か。
 多分、勘違いしている人の方が多いだろう。

 「大気圧より低い圧力の気体で満たされている特定の空間の状態」である。
 JISではそう定義されている。

 ポイントは、大気圧より圧力が低いこと、気体が満たされている空間であることだ。
 何らかの気体で満たされているのである。
 大事なので2度書いた。

 つまりまったく気体が何もないなら真空ではない
 不思議なようだが、そう定義しているのだから仕方ない。

 そういう状態は「絶対真空」という。
 ただし、我々の3次元宇宙空間には存在しないだろう。(他次元や他宇宙のことは知る由もない)

 何もない宇宙空間にも温度がある。
 温度というのは原子あるいは分子の運動エネルギーのことだ。
 何もなければ運動するものがないのだから、温度もないことになる。
 絶対零度と違うのは、絶対零度は何かがあって運動をしていない状態であり、絶対真空は何もない空間だということである。

 
 地表・海面付近の大気圧が約1気圧なのは常識としていいだろう。
 高度が上がると、気圧が下がっていく。
 気圧が下がると気温も下がる。
 ある程度の高度までだが、それが一定(100mあたり0.6℃)だとして良い。

 これは対流圏という、大気が上昇・下降する範囲である。
 その上空には成層圏があり、そこでは対流圏の最上部より温度が上がる。
 成層圏上部ではまた下がり、上空の中層圏では低く、更にその上空には熱圏と呼ばれる高温らしき世界がある。

 熱圏でも温度は異なるが、1000℃以上にもなるという。

 この熱圏の温度は、原子・分子の数が少ないために運動しやすくなり、速度が出せるようになっていることも高くなる要因のひとつだろう。
 熱エネルギーは単位体積あたりの分子の総エネルギー量であって、450kmでは大気圧が1兆分の1気圧、800kmでは100兆分の1気圧しかないため、同じ1000℃という温度でも、熱エネルギー量としても地表の1000℃に対して1兆分の1にしかならない。
 100℃のお湯には入れないが、100℃のサウナには入れるのと同じ理屈である。
 この温度は宇宙服なしではいられないので実際は宇宙飛行士でも体感できないが、太陽が当たっていない部分が冷たいのは聞いたことがあるだろう。
 もし四方八方が1000℃(月に行くならもっと高温の空間も通過する)あるとしたら、宇宙船の中は大変な高熱地獄になるはずだ。
 アルミニウム(融点:約660℃)は余裕で熔け、ちょうど陶器の窯(かま)と同じくらいである。
 そうはなっていない。
 つまり熱圏は熱くない

 同様に、火星表面の大気温度が20℃ほどあるとしても、大気圧が地球の0.75%しかないため、熱エネルギーとしては極めて少ない。
 暖かくなどない。
 温度の数字だけで考えてはいけないのだ。

 ガスコンロの火は最も高温なところで1400℃程度らしい。
 周りの空気の対流によって冷やされ(アルミから見ると伝導)、あるいは放熱(放射)するため、アルミの鍋やフライパンでも簡単には熔けない。
 ただし、フライパンの表面加工はあまり熱に強くないので空焚きしてはいけないが。

 
 気体は圧縮(圧力が上がる)すると温度が上がり、膨張(圧力が下がる)すると温度が下がる。
 ボイル・シャルルの法則(ボイルの法則とシャルルの法則の合わせ技)だ。

 ある一定量の気体を圧縮すると温度が上がり、元の圧力に戻すと温度が下がる。
 もし、熱が他に逃げず供給もされないなら、圧縮前と膨張後の温度は等しくなる。
 
 圧縮したことで生まれた熱を奪うことができれば、元の圧力に戻した時点では温度が下がる。
 これがエアコンや冷蔵庫の仕組みである。
 熱触媒をコンプレッサーで圧縮して、その熱を冷蔵庫外に放熱し、熱触媒を膨張させ庫内を冷やすことができる。

 膨張したなら、温度が下がる。
 もし、他から熱を受けない場合は、その気体自体の温度が下がるだけである。
 これを断熱膨張という。
 温度が下がると大気中に気体として存在できる水蒸気量が減るため、飽和状態以上になると液体の状態に戻る。(冷水の入ったコップの結露と同じ)
 これが雲ができる仕組みである。

 
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3DTV

Posted by Koumei on 4月 16, 2012 in 関係ない話

 映画は3Dが当たり前だが、TVはまだそれほど普及していない。
 コンテンツが少ないことも理由としてあるだろう。
 映像系の普及は大抵エロ要素がらみであり、エロ分が必須要素なのだが、それはさておく。
 
 そもそも3D(次元ではなく)とは何だろうか。
 それにはなぜ、目が立体視できるかを知る必要がある。
 目は短距離だが左右に離れている。
 右目と左目それぞれでみた場合、見るが違うため別の面や背景が見える。
 それを視差といい、その量で遠近を捉えているのである。(近距離ではそれに加え、目の運動調節量でも感知している)

 ならば、右目に右目用の画像を、左目に左目用の画像を見せれば立体に見えるはずだ。
 ステレオ写真の平行法・交差法がこれである。
 3DTVもやりたいことは同じだが、ひとつの画面で左右の目用のふたつの画像をなんとかして表示しなければならない。

 3DTVの主なものには3種類の方式があり、その映像コンテンツにも(主に)3種類ある。
 なおアナグリフ方式(赤・青めがねで見る方式)は除外する。
 

 方式の方から見てみよう。

 ・アクティブ方式(アクティブシャッター方式・フレームシーケンシャル方式)
 左目用と右目用の画像を交互に表示し、それに対応した眼鏡で左目用は左目だけが見えるように右目はシャッターを閉じ、右目の際は逆のシャッターを閉じる。
 240Hz(4倍速)パネルの場合、左左右右と表示するが、120Hz(2倍速)パネルでは左右と表示する。
 同じじゃないかと思われるだろう。
 バックライトの点灯を含めると、左消・左点・右消・右点となる。
 これは描画が完全に終わってからシャッターを開閉させるために2度表示し、クロストーク(音声用語だが、この場合は画像)を抑えるために最初はバックライトを消しているのである。
 メリットは、完全な画像を表示できることである。
 デメリットは、シャッターが必要なので専用めがねは高価で、閉じている時間があるため画面が暗くなる。
 また、コンテンツとはまったく関係ないが、蛍光灯下ではテレビ以外の室内がちらつくらしい。

 ・パッシブ方式(偏光方式)
 上下方向のライン単位に偏光を加え(パネル前面に貼る)、そのラインごとに右目用・左目用の画像を表示する。
 つまりは、上下の表示ドット数は片眼に対し半分づつとなる。
 めがねはこのパネルに対応した偏光めがねを使用する。
 映画館で使われているもの(RealD方式)を流用可能なので300円で買える。
 メリットは、めがねが軽量で安価であることである。
 デメリットとしては、上下が半分の解像度になってしまうことだろう。

 ・裸眼方式
 めがねが不要で、そのまま3Dとして観られるというものである。
 最終的にはこれが望ましいが、小さなものは視差バリアー方式(Nintendo3DSなど)やレンチキュラー方式(角度で画像が変わるシールと同じ、)でもいいとしても、大きな画面となると難しいようで、普及というまでにはまだ時間がかかりそうだ。
 メリットは、何と言ってもそのまま見ていられることである。
 デメリットは大きく、まだ画質があまり良くないことや視聴位置が限られるのだが、技術的にまだ過渡期だからとも言える。

 これらのうち、どれがいいか。
 最終的には裸眼方式だが、次はパッシブ方式だろう。
 アクティブ方式は何と言っても眼鏡が重く高価すぎる。(1万円以上するものと300円)
 しかもテレビを安くするためか専用眼鏡が完全別売なため、3DTVを買っても3Dを試せない。(コンテンツも必要だが)
 実際、パッシブ方式でもそれなりに3Dとして楽しめるし、パソコン分野では主流である。

 逆説的だが、次の記事が参考になるだろう。

 米国の広告自律審議機構である全国広告部(NAD)がサムスン電子にLG電子を狙った3D TV比較広告を中断せよと勧告した。
 NADは5日、サムスン電子のシャッターグラス(アクティブ)方式3Dが偏光(パッシブ)方式より優れるという内容のTV広告を中断するように決めたと明らかにした。
 サムスン電子の3D TVはシャッターグラス方式を、LG電子は偏光方式を採用している。LG電子は昨年10月、NADにサムスン電子の広告に対して異議を提起していた。
 NADはサムスン電子の広告の中で「シャッターグラス方式が偏光方式より解像度が優れている」という部分に対して、「技術的には認められるにしても、一般消費者が区別するには難しい」と指摘した。
 また、「偏光方式TVにはデコボコした境界線(Jagged Line)がある」という部分に対しては、「根拠がない」として使わないことを薦めた。
 この他に、NADは「シャッターグラス方式が偏光方式より2倍優れている」「サムスンTVは偏光方式より40%さらに明るく、さらに少ない電力を消費する」「偏光方式TVの2D画面は画質が曇って暗い」等の内容を問題と指摘した。
 ただし、シャッターグラス方式TVの垂直視野角が偏光方式TVに比べて良いというサムスン広告の主張に対しては問題なしと判断した。
 (2012/4/7の記事)

 つまりは大差なし、ということだ。

 
 コンテンツの方式はどうだろうか。

 ・フレームパッキング方式
 左右用の画像を縦にふたつくっつけてひとつのフレームとした方式。
 ただし、伝送速度などの制限から実用化はされていない。

 ・トップアンドボトム方式
 縦方向の解像度を半分として、右目用・左目用を記録した方式。
 変換せずに表示すると、上下に2画面となる。

 ・サイドバイサイド方式
 横方向の解像度を半分として、右目用・左目用を記録した方式。
 変換せずに表示すると、左右に2画面となる。

 後2者は放送機器に何の変更を加えることもなく放送できる点が大きい。
 効率を考えると、トップアンドボトム×パッシブ方式(パッシブ方式×トップアンドボトム?)がベストマッチに思えるが、現在の放送での主流(アメリカでだが)はサイドバイサイド方式らしい。

 なお、BD(ブルーレイ)の3D方式はこれらとはまったく異なる。
 単に右目用の動画と左目用の動画を用意し、それを交互に再生しているのである。

 
 とりあえず、左右の画像を用意し、左右の目でそれぞれを見たとしよう。
 それによってどの程度の3D感が得られるかが問題である。
 それは3DTVやコンテンツを買ったことへの満足感でもあるだろう。

 3D感が画面サイズで変わることは想像に難くない。
 これは画面サイズとそれに対する視差の量によって見え方が変わることを意味している。

 当たり前だ。

 ならば、映画館のスクリーンで観るように作られたコンテンツを、たかだか42インチ程度で観てどうなるだろう。
 3Dコンテンツは映画くらいしかないのに、だ。

 ある調査によると、3DTVを買った人の75%が買ったことを後悔しているという。
 しかもあまり観ないらしい。

 3DTV、もう少し時を待つべきかもしれない。

 
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自由貿易協定FTAとは

Posted by Koumei on 4月 5, 2012 in 時事

 「自由」は、かの福沢諭吉がFREEの訳語として作ったものだという。
 英語のFREEには自由の他に無料・無税という意味もある。

 自由貿易協定(Free Trade Agreement:FTA)についての話をまとめよう。
 「自由に貿易できる、無税で貿易できる」ものだと勘違いしている人もいるだろう。

 似たものに「日米修好通商条約」がある。
 
 
 韓国とアメリカはFTAを結んだ。
 発効したその初日のことである。
 笑い話のようなことが起こる。

 韓国側:アメリカからの輸入品は非課税となった
 米国側:韓国からの輸入品にコンピュータの対応が間に合わなかったため従来通りの関税を課したらしい

 その後もまだ続く。
 非課税となったはずの韓国製品だが、アメリカは著しいダンピングがあったとして、反ダンピング関税を課した。
 サムスン・LG製の冷蔵庫(韓国製・メキシコ製!)について、自由化のわずか4日後に反ダンピング関税が課されたのだ。
 それ以前から鉄鋼・造船・石油化学・一般機械・化学機械・医薬品に対し課されているのだから、それらも非課税となってはいないことになる。
 今後、他の白物家電やシリコン媒体(メモリなど)にも関税が掛けられる可能性も高い。
 自由化以前より悪くなっていくかもしれないのである。

 ちなみに、反ダンピング関税は日独伊にも少量あったが、既に撤廃されている。

 
 日本はFTAをアメリカとは締結すべきではない
 FTAは損になることも・得になることもあるかもしれない。(概ね損だとは思うが)
 が、締結しない場合は得にしかならないのだ。

 なぜか。

 参戦した第二次世界大戦より、参戦しなかった第一次世界大戦の方が得だったのと同じ理屈である。

 例えば、日本のメーカーであっても、アメリカで作っている車に貿易は関係ない。(部品はさておく)
 関税より円高・円安の動きの方が余程重大だろう。
 しかし、アメリカで生産した車なら、カナダや韓国へは非課税で輸出できるのである。
 アメリカの労働力を使い、税金を払うのだからアメリカにとっては何も問題ない。
 
 アメリカは自由化したことで韓国からの輸入を増やすという動きがあのは本当らしい。
 中国・台湾や日本からの輸入を減らし、韓国からの輸入にするのだという。
 ここであわててはならない。
 韓国製だからといって、その部品を全て韓国で作っている訳ではないからだ。
 日本製の部品がなければできないものも多い。
 あるいは、日本製の精度が求められるものは取って代われないだろう。

 韓国の国会はアメリカと再交渉するように議決した。
 それだけ韓国に対して不利益だったことを示しているだろう。
 もちろん、議決にはまったく意味がなく、再交渉などできるはずもない。

 もし、再交渉の可能性があるとしたら、南北朝鮮が統一し、新たな国家を樹立した場合だけではないだろうか。

 
 最も分かり易い話をしよう。

 先進国と聞いて思い起こすのはどこだろう。
 アメリカと、フランス・イギリス・ドイツ・イタリアなどのEUではないだろうか。
 そのEUとアメリカはFTAを結んでいないのである。

 それが答えだ。

 
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ライトスタッフ

Posted by Koumei on 4月 2, 2012 in 関係ない話

 映画の話である。
 
 「The Right Stuff」は1983年の映画だ。
 観なくてはならない。

 マーキュリー計画は1959年に始まったアメリカの宇宙開発計画である。(~63)
 後に、ジェミニ計画(1965~66)、アポロ計画(1961~72)へと繋がっていく、宇宙開発の黎明期と言えるだろう。

 最初に行ったのは無人ロケットの実験だった。
 有名なものに、北へ飛ぶはずのロケットが南に飛んでいったというのがある。
 たったひとつのマイナスの付け忘れというプログラムミスによるものだった。
 NASAの係官が墜落現場に行くと、現地(確かメキシコ)では既にロケットの残骸が売りものになっていたという。

 やがて動物を乗せて飛ぶ。
 そして有人飛行、人間が乗ったロケットを飛ばし、帰還させるというものになる。

 その最初の選抜が行われ、7人の宇宙飛行士(候補)が決まった。
 マーキュリー・セブン(マーキュリー計画の7人)とかオリジナル・セブン(最初の7人)などと呼ばれる。
 それが「The Right Stuff」の主人公たちである。
 Right Stuff は宇宙飛行士たる「正当な資質」というところだろう。

 その後もNASAの宇宙飛行士は選抜されていくことになる。
 後に(Group-5)オリジナル・ナインティーン(風変わりな19人)というのがあるが、最初の7人と意味が違うのが面白い。

 NASAの宇宙飛行士候補はこれまで20グループがある。(NASA以外にもあり、かつ日本など他国にもある)
 先頭は西暦年。

 1959 NASA Group 1 : Mercury Seven(The Original Seven)
 1962 NASA Group 2 : The Next Nine(The Nifty Nine、The New Nine)
 1963 NASA Group 3 : The Fourteen
 1965 NASA Group 4 : The Scientists
 1966 NASA Group 5 : The Original 19
 1967 NASA Group 6 : XS-11(The Excess Eleven)
 1969 NASA Group 7
 1978 NASA Group 8 : TFNG(Thirty-Five New Guys)
 1980 NASA Group 9
 1984 NASA Group 10 : The Maggots
 1985 NASA Group 11
 1987 NASA Group 12 : The GAFFers
 1990 NASA Group 13 : The Hairballs
 1992 NASA Group 14 : The Hogs
 1994 NASA Group 15 : The Flying Escargot
 1996 NASA Group 16 : The Sardines
 1998 NASA Group 17 : The Penguins
 2000 NASA Group 18 : The Bugs
 2004 NASA Group 19 : The Peacocks
 2009 NASA Group 20 : Chumps
 2013 NASA Group 21 – 未定

 カッコいいのから酷いのまで愛称がある。
 XS-11(余計な11人)は飛ぶ順番なんて回って来ないよ、というところからだろう。
 1969年のアポロ11号でさえ、ニール・アームストロング(知らない人はこの記事を読んでいないはず)はグループ2、他のオルドリンとコリンズはグループ3なのだ。
 アポロ13号のジム・ラベルもグループ2でアームストロングと同期であり、共にジェミニ計画で飛んでいて、アポロ11号のバックアップクルーの船長だった。

 Maggot(G-10)は気まぐれという意味もあるが、ウジのことで、そのうち飛べるということだろうか。
 Hogは飛ばないのだが、日本には「飛ばないHogはただのHogだ」という言葉がある。
 ちなみに「紅の豚」は1992年7月日本公開だが、Group 14は1992年3月末に決定している。(名前をいつ決めたかは不明)
  
 
 アメリカの宇宙開発は栄光の歴史かというと、そうでもない。
 いつもソビエトに出し抜かれていた。

 人工衛星スプートニクを先に上げられ、ユーリィ・ガガーリンにも先に宇宙に行かれた。
 だからアメリカは月を目指したのだが。

 ガガーリンは身長158センチと小柄である。
 小さくなければロケットに収まらなかったのだ。
 加えて、ユーリィというロシア的な名前と労働者階級出身ということが評価され、最初の宇宙飛行の栄誉を得た。
 アメリカ的なライトスタッフ(正当な資質)ではなく、物理的・政治的判断だったのである。(当初の候補は20名、最終的には2名からの抜擢だった)

 宇宙に行く前、中尉だったガガーリンは宇宙滞在中に少佐になった。
 本人がこれを喜んだはずはない。
 2階級特進は殉職を意味していたからだ。
 つまり、地球に生還できないのと同義だったのである。(実際、そう考えた政府高官による伝達だった)
 が、帰還し英雄となった。

 「地球は青かった」というのはどうやら言っていないらしい。
 「地球は青いヴェールをまとった花嫁のようだった」とか「空は非常に暗かったが、地球は薄青色だった」「地球はみずみずしい色調にあふれて美しく、薄青色の円光にかこまれていた」などから、翻訳時に抜粋した言葉のようである。

 
 宇宙開発の始まりからスペースシャトル(事故の前あたり)までのできごとや面白ばなしを集めた「宇宙はジョークでいっぱい ~宇宙開発ちょっといい話~」という本がある。
 ボブ・ウォード著で日本では野田昌宏訳で1985年に出版されている。
 これが面白い。
 原題は「The Light Stuff: Space Humor – From Sputnik to Shuttle」である。
 日本人の発音では区別されない「Right」を「Light」ともじっている。
 これは「軽いネタ」あるいは「肩のこらないたわごと」(ライトノベルのライト)というところか。
 ちなみにLight StaffでググるとRight Stauffを表示してくれる。
 
 中にはいたずらやジョークも多いが、含蓄もある。
 例えば・・・

 2匹のハエがミルクに落ちた。
 片方は助かることを諦め溺れたが、もう片方はあがき続けた。
 その結果、歩いてミルクから抜け出すことができた。
 足下がバターになっていたから。

 議会の連中は宇宙開発を分かっていない。
 10ヶ月かかる出産だって、10人の妊婦を集めればひと月で産めると思っている。

 まあ、これらから何かを汲み取れなければ何でもないことになってしまうが。

 
 マイナスのプログラムミスやオリジナル・セブンなどの話は、この本からである。(ただし、記憶で書いている)
 ペイロードは飛行機でも使われるから知っている人も多い(この本ではペイロールと間違った話で出てくる)だろうが、打ち上げ延期はどうだろう。
 答えは、スクラブ(scrub)である。
 だから、この町で一番綺麗なのは発射台(延期に次ぐ延期で)となったりする。
 
 
 ということで「The Right Stuff」と「The Light Stuff」両方観て読まなくてはいけない。

 
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MSIE自動更新始まる

Posted by Koumei on 3月 28, 2012 in インターネット

 3月28日、日本マイクロソフトは0Eの自動アップグレードを開始したという。
 Windows Updateを通じ、セキュリティプログラムの更新と同様、最新版が自動でインストールされるそうだ。

 Windows XP(SP3のみ)はIE8に、Windows 7/Vista(SP2のみ)はIE9になる。
 無効化ツールキットを入れている場合や、これまでにIEの自動更新を「インストールしない」としたことがある場合は対象とならないという。

 
 困る人はそれほどいないはずだが、困る企業はあるかもしれない。

 以前関わったシステム(イントラネット)のターゲットはIE6だった。
 当時、IE7も出ていたが、IE6だったのである。
 
 私はIE7でも、当時のFirefoxやOperaでも大丈夫なものを作って、テストもしていたが、他の人のものを試すとかなりダメダメだった。
 そういうものも結構あるかもしれない。
 安易にアップデートすると支障があるやもしれねない。

 そうなってはいけないというなら、アップデートしないように無効化しておくべきである。

 手遅れかもしれないが・・・

 
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原発稼働中1機だけに

Posted by Koumei on 3月 26, 2012 in 時事

2012年3月26日現在の原子力発電所稼働状況

稼働中 1機

電力会社 発電所 号機 出力 運転状況 停止予定
北海道電力 泊  1 57.9 停止中  
2 57.9 停止中  
3 91.2 運転中 12年5月5日までに定検
東北電力 女川  1 52.4 停止中  
2 82.5 停止中  
3 82.5 停止中  
東通  1 110.0 停止中  
東京電力 福島第一 1 46.0 停止中  
2 78.4 停止中  
3 78.4 停止中  
4 78.4 停止中  
5 78.4 停止中  
6 110.0 停止中  
福島第二 1 110.0 停止中  
2 110.0 停止中  
3 110.0 停止中  
4 110.0 停止中  
柏崎刈羽 1 110.0 停止中  
2 110.0 停止中  
3 110.0 停止中  
4 110.0 停止中  
5 110.0 停止中
6 135.6 停止中
7 135.6 停止中  
中部電力 浜岡 3 110.0 停止中  
4 113.7 停止中  
5 138.0 停止中  
北陸電力 志賀 1 54.0 停止中  
2 120.6 停止中  
関西電力 美浜 1 34.0 停止中  
2 50.0 停止中  
3 82.6 停止中  
高浜 1 82.6 停止中  
2 82.6 停止中  
3 87.0 停止中
4 87.0 停止中  
大飯 1 117.5 停止中  
2 117.5 停止中  
3 118.0 停止中  
4 118.0 停止中  
中国電力 島根 1 46.0 停止中  
2 82.0 停止中
四国電力 伊方 1 56.6 停止中  
2 56.6 停止中
3 89.0 停止中  
九州電力 玄海 1 55.9 停止中  
2 55.9 停止中  
3 118.0 停止中  
4 118.0 停止中
川内 1 89.0 停止中  
2 89.0 停止中  
日本原電 敦賀 1 35.7 停止中  
2 116.0 停止中  
東海第二   110.0 停止中  

泊原発3号機の定期検査入り5月5日と北海道電力が発表。

 
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著作権法改正案提出

Posted by Koumei on 3月 17, 2012 in 時事

 文部科学省は第180回国会に提出した著作権法の一部を改正する法律案の条文、改正概要をホームページで公開した。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/detail/1318798.htm

 その中で、DVDのアクセスコントロールについても「技術的保護手段」と位置づけた。
 これを回避することを規制しようというものである。

 勘違いしてはいけないのは、技術的保護手段を回避する手段の提供は今でも違法(罰則あり)であり、個人的使用の場合であっても、技術的保護手段を回避しての複製は違法(罰則なし)なのだ。
 DVDのアクセスコントロールを技術的保護手段とみなしていなかったのを、みなすとようにするということである。

 ただし、再生ソフトはこれを回避して再生するのだが、違法ではない。
 そうでなければ、誰もDVDが見れなくなり、DVDやBDを買っても意味がなくなってしまうからだ。
 通常利用を妨げるはずがない。

 つまり、技術的保護手段を回避することなく個人的に複製(ダビング)することは違法ではないことになる。
 
 かなり前のことだが、そういうソフトがあった。
 DVDをパソコン上で再生して、それを録画するというものである。
 そういうソフトがまた作られるのではないだろうか。

 
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三井住友銀のパソコン刷新

Posted by Koumei on 3月 16, 2012 in パソコン一般, 時事

 縁もゆかりもないことなのだが、三井住友銀のパソコンが刷新されたそうである。
 WindowsXP+Office2003 から Windows7+Office2010 だそうだ。
 
 慣れるまでしばしの時間が必要かもしれない。
 ダブルパンチだから尚更である。
 

 当たり前のことだが、2バージョン古いソフトと最新ソフトではどちらがいいかというと、最新のものが良いに決まっている。
 
 Office2010を使ってから2003を使うと、その不便さが分かるだろう。
 Windows7の後にXPを使った場合も同じである。

 
 まずは、Officeの場合から。
 
 ほとんどの普段使う機能は同じなのだが、EXCELで「コピー」して「貼り付け」時に、「値」「書式」などの指定をしたいことが多々ある。
 「値」はそう何回も貼り付けないが、「書式」は繰り返し貼り付けていくことが多い。
 その時に、2003では毎回右クリックメニューから「形式を指定して貼り付け」・「書式」を選ばなくてはならないが、2010では貼り付けようと右クリックすると選択が開き、その中の書式アイコンをクリックするだけで済む。
 
 ただし、ちょっと不便になったかもしれない(便利なのかもしれないが)ところもある。
 画面キャプチャーだ。

 2007までは、「Alt+PrtScn」でキャプチャーし、貼り付けていた。
 2010では、画面のコピーは現在開いているウインドウを選択し、2010自体がキャプチャーするようになっている。
 対象が動作中でなければならないので、ある一瞬をキャプチャーしたい場合などには不便だろう。

 
 XPと7の方はというと、設定などは戸惑うが、使っている分にはそれほどの違いはない。

 ただ、「最大化・元に戻す」が、7だとウインドウを上辺に持って行く・上辺から移動することでもできる。
 左右に持って行くと画面半分になったりもする。
 ウインドウの移動と同じ動作でこれらが可能なのである。
 これを多用するようになるため、XPで上辺に持って行ったり、最大化したものを引きはがそうとしたりして「あれ?」ということになってしまうのだ。
 
 XPでは「CLASSICテーマ」にすると「ルナ」より速くなったが、7ではそもそも完全なCLASSICテーマはない。
 描画をGPUに委ねる「Aero」の方が速いし、前述の機能も使えるのだから「Aero」にすべきだろう。
 
 
 とはいえ、XP+2003が動作していたパソコンに、7+2010を入れた場合は注意が必要である。
 CPUとメモリ量に余裕がなければ、遅くて嫌になる。

 シングルCPUと2GBメモリだと辛いかもしれない。
 もし「Aero」が使えないようなパソコンでWindows7を使おうというなら、かなりのストレスになるはずだ。

 少なくともデュアル、できればクアッドで最低4GB(X86ならそれ以上は無意味だが)は欲しいところである。

 三井住友銀の件は、MSがソフトを納入したというニュースなので、パソコンがどうなのか分からない。
 パソコンはそのままでインストールしたのだとすると、「Windows7+Office2010+遅なった」のトリプルパンチかもしれない。

 もしそうなら、お気の毒に・・・

 
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Windows8CPキーボード問題

Posted by Koumei on 3月 7, 2012 in Windows8, パソコン一般

 Windows8CPで、日本語キーボード(106/109)が英語キーボード(101)になってしまう問題がある。
 こうなるとかなり不便だ。
 当たり前。

 
 デバイスドライバを見てみる。

 標準PCATキーボードになっている。
 直しようがない。

 
 レジストリを見てみる。
 
 値は「kbd106.dll」となっている。
 直しようがない。

 
 キーは「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters\LayerDriver JPN」である。

 実は、この部分(Parametersの中身)は完全にXPと同じなのだ。
 
 誤認識ではないのだろうか。
 キーボードを誤認識したなら、レジストリも書き換えるはずである。

 とすると・・・
 
 
 すぐ下に「LayerDriver KOR」があって、それは「kbd101a.dll」である。
 もしかすると、こちらを選択するような誤認識が起きているのかもしれない。
 ならば、レジストリが書き換わらなくても不思議はない。

 とりあえず、KORを「kbd106.dll」に書き換えてみた。
 (注:レジストリの書き換えは自己責任で)

 再起動。

 再起動したからか、「kbd106.dll」にしたからか分からないが、とりあえず日本語キーボードとして機能するようになった。
 原因が分からないのだから、しばらく使ってみないと直ったのかどうか分からない。
 この件については、確認して書くつもりである。
 
 このまま発売になることはないだろうから、この程度は心配いらないだろう。
 もっと心配すべきことがあるのだし・・・

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