IBM ThinkPad 235 でWiMAXは動くか
WiMAXのインストールについては既に書いてある。
動くかどうかだけ書こう。
「こいつ、動くぞ!」
である。
ただし、遅い。
CPUが遅く、常にHDDにガリガリとスワップしているような旧世代のノートパソコン(それだけでも恐ろしく遅い)に、USB1.0で接続しているのだから当然だろう。
それでもネット上から、WiMAXのソフトアップデートができたのだから、使えないということでもない。
ネットに繋がらないパソコンと、ネットに繋がるパソコンでは雲泥の差なのだ。
素直に動いたことを喜ぼう。
遅いのはある程度我慢できる。
メインで使うのではないし、何より、Try WiMAXの間だけ(あと10日ほど)なのだ。
まあ、それだけの「お試し」のために、XPのインストール(前の記事)から始めて試しているのだから道楽である。
ただ、昔の設計者がどう思って作ったのか、TP235の真正面(矢印キーの真ん前)にUSBポートがある。
そこにWiMAX機器を挿したままだと、キーボードが使いにくくて仕方ない。
もちろん立てるなど言語道断、寝かせて置くしかないのである。
遅いのよりタチが悪いかもしれない。
まあ、WiFiのホスト・クライアントになるUSB接続の通信機器がある(ちょっとでかいが)ので、LANで繋がるWiMAXにして、WiFiで繋げばTP235も使えなくはなさそうだから、まったく仕舞ったままより、少しは使ってやれるのだからいいかもしれない。
USBの延長ケーブルを使えば、手元は多少邪魔なままだが、通信しやすいような位置に置けるようになるだろう。
ということで、かなりWiMAXに乗り気になっている。
IBM ThinkPad 235 にXPは入るか
ノートパソコンで一番新しいのがIBM ThinkPad 235(以下TP235)である。
1998年のものだから、Windows98だ。
CPUはMMX Pentium-233MHz、メモリは増設済みで96MB、HDDは4GBという代物である。
XPは動くのか?
それ以前に、インストールできるのだろうか?
なぜ、こんなパソコンにXPを入れようとしているかというと、WiMAXのソフトがXP SP2以降しか対象としていないからである。
ノートでWiMAXがしたいのだ。
インストールに関する問題点。
HDDは2GBふたつのパーティションになっている。
TP235用のCD-ROMドライブは持っていない。
FDDはあるが、他のパソコンにFDDがない。
LANはカード(スロットに挿入)を使うのだが、どこに行ったか分からない。
というように絶望的なのだが、幸いにしてUSBポートがひとつある。
どうやらUSB1.0だが、ないよりはマシだ。
不安なのは、HDDが4GBのパソコンに、4GBのUSBメモリが使えるか、である。
今でなら、500GBとか1TBのUSBメモリを使おうとしているようなものだからだ。
USBメモリのフォーマットもFAT32のままでいいのだろうか。
調べるとFAT32はWindows95からサポートされているというので大丈夫そうである。
XPのインストールイメージ(CDの中身)をコピーし、これをTP235のDドライブにコピーする。
USB1.0は遅い・・・
Windows98を起動したまま、XPをアップグレードインストールすると、空き容量が足らないという。
Cドライブには880MB程度の空きがあるがダメらしい。
Cドライブに1.7GBか、C:910MB+D:570MB(正確な数字は忘れた)の空きが必要だというのである。
アプリは既にアンインストールしてあるから、Windowsの機能アップデートから削っていかなくてはならない。
Dドライブからもいらないものを消す。
両方に1GB程度ずつの空きができた。
インストールを始めると、「空き容量は十分だが、旧OSのバックアップ領域が足りない」という。
そのまま続行できたから、バックアップは作らないのだろう。
最初の再起動がかかり・・・ブルースクリーンとなった。
究極のエラー時に出るやつで、英語しか表示しない。
それによると、ACPIが見つからないという。
ベンダーに連絡してBIOSを更新しろだの、テキストモードで起動してどうしろだのずらずらと書かれた最後に、「最もシンプルな方法はF7を押すこと」と書いてあった。
再起動してF7を押していると、インストールが続行された。
2度目の再起動がかかるが、今度は何事もなく、もの凄く遅いインストールが続いた。
ここに来て、不安がよぎる。
借りたWiMAXはUSBタイプである。
USB1.0で使えるのだろうか??
待つこと数時間、インストールが終わった。
とりあえず、XPが動くようである。
さんざん文句を垂れていた空き容量だが、Cドライブに700MBほど増えて、1.7GB(残り300MB)程度になっているが、Dドライブには何も増えていないようである。
やればできるじゃないか。
やらずに最初から文句を言うのはどうかと思う。
次はWiMAXが使えるかどうかである。
WiMAX strikes back
WiMAXのソフトウェアアップデートをしたところ、通信速度があきらかに上がった。
最速で11Mbps、7~9Mbpsが普通に出るようになった。
いいかもしれない。
WiMAXを試してみた
Try WiMAXでWiMAX機器を借りてきた。
USBに挿すタイプである。
まずツールをインストールする。
まあ、何も設定するでもなく普通に入る。
再起動したらUSBにWiMAX機器を挿す。
それだけ。
たったそれだけでインターネットに繋がるのだから簡単である。
計測したのが夜の9時台。
サイトによって速度はバラバラだ。
どこを信じるかというと、ADSLの方(別のパソコンをLANから外して試している)の速度がいつも通りの数値となるところである。
下り1Mbps未満から7Mbps超とかなり数値が振れる。
混雑によるものだろう。
近所のアンテナはあまり速いバックボーンではないらしい。
普通に光で持ってきて、WiMAXの送受信をしているのだから、ひとつの光回線を近所中で使っているようなものである。
利用者が少なければ、もっと速いのかもしれない。
上りはADSLよりずっと速い。
というかADSLは上りが遅いのである。
まあ、上りの速度は大して問題ではないのだが。
ある測定サイトでは、WiMAXの下り平均は3.5Mbpsだとなっていた。
で、「あなたの速度はかなり速い方です!おもでとうございます」などと表示された。
速いのか・・・
使用感はいつもと変わらない。
同じくらいの速度でwebページが表示される。
接続が切れることは(大して試した訳ではないが)ないようである。
結構いいかもしれない。
光回線の速度に慣れている人は遅くてダメかもしれないが、ADSLで速度も出ていないようなら(同程度の速度が出るなら)違和感なく切り替えられるだろう。
次に悩むのは、どこと契約するかである。
料金も微妙に違うし、1年・2年しばりなどという違いや、サービスの違いも色々なのだ。
機器の方も、私にとっては2択だが、これも悩むところだ。
LANポートがあるものが2種類あって、ひとつはルータタイプで、もうひとつはクレードルにLANポートがあるものである。
参考価格としては、前者が1.5万円くらい、後者が2.2万円くらい。
実際は0円か1円になるのだから、後者の方が得にも思えるが・・・
しばらく悩むことにしよう。
1月末までのキャンペーンは終わるが、どうせ3月末までのキャンペーンが始まるに違いないのだから。
ビッグカメラ(新潟駅)
心理トラップである。
昼休みに新潟駅すぐそばのビッグカメラに行ってみた。
建物の外壁には、2階までがビッグカメラと思われる広告があり、その上の階に「3階レストラン街」と大きく書かれていた。
ということは2階まで店舗があるようだ。
1階はホビーモノだったので、2階に上がる。
「駐車場へは3階から」というような表示がエスカレーター前にあった。
なるほど、3階はレストラン階で、そこから駐車場へも行けるのか。
4階から上が駐車場ビルになっているのが外からの見た目で分かっていた。
まあ、大抵の場合、4階へは3階から行く。
2階から行けなくても誰も文句は言わないだろう。
2階にはシロモノやカメラが半分、オーディオやらモバイルパソコン、周辺機器などが半分だった。
店内の見通しは良くない。
中央にエスカレーターがあるためである。
Eモバイルはすぐに見つかったが、WiMAXはいくら探してもない。
携帯やスマホなどもないから、そういうのは取り扱っていないのかもしれない。
WiMAXは取り扱いをやめたのだろうか。
昼休みに来たので15分くらいしか時間がなく、2階をぐるぐる回った後、諦めて帰ることにした。
と、1階に降りて出口付近に店内マップを発見!
あろうことか、3階にも店舗があって、そこに探していたものがあるようだ。
まさか3階があるとは・・・
地下迷宮に入って、目的地のすぐ直前まで行ったのにリレミトしてしまった気分である。
もっと大々的に3階まで店があることを知らせないとダメだろう。
3階にはレストランと駐車場への通路しかないと思い込んでいるのだから。
駐車場のことより、3階に店舗があることの方を大きく書かれなければいけないのではないか。
しかも出口に3階があることを表示しても・・・
と、出口に表示があったのではなく、実際は入口に表示されていたことにこれを書いていて気づいた。
お分かりだろうか。
入口と出口は同じなのだ。(ベクトルが違うだけ)
巧妙な心理トラップである。
ここの店員は声をかけにくかった。
何か本のようなものを開いてうろうろしている店員がいた。
もしかすると案内係なのかもしれないが、本を開いていると声をかけられない。
ただ、立っていボーっと暇そうにしていた方がいい。
レジのあたりは忙しそうにしていて、声をかけるなオーラを感じた。
声をかけてこないのはいいが、かけにくいのもどうかと思う。
とりあえず明日、3階に行ってみよう。
心理トラップは最初しか効かないはずだ。
それとも、また別のトラップが用意されているのだろうか。
WiMAXのこと
現在ADSLでネットしている。
光も来ている(集合住宅)が、それほど魅力を感じていない。
4Mbps程度しか出ないが、特に困ることもないからだ。
同程度(以上)の速度が出るならWiMAXに換えるのもアリだと思い始めた。
ざっと計算するとADSLで払っている料金より安くなるようである。
ADSLの回線料、レンタル機器、ついでにプロバイダ料金もいらなくなるからだ。
とはいえ、速度がどの程度なのか知った上でないと決められないのは当然である。
ベストエフォート40Mbpsだが、そんな速度は期待していない。(出るはずもない)
Try WiMAXというのがあって、機器を15日間借りて試せる。
やってみたくなった。
昼休みにヨドバシ(新潟駅)に行って聞いてみると、WiFi(ワイファイ)のみの機種しか貸し出していないのだという。
他に使いたいこともあって、USB接続機種で試したいので他をあたることにした。
購入するなら、有線LANとWiFiのタイプにするつもりだが、それは貸し出し機種にはない(貸出機種がWiMAXのページに書かれている)のである。
同じく新潟駅そばにあるビックカメラでも貸し出しをしている。
後は関新にあるヤマダ電機もやっているらしい。
明日はビックカメラに行ってみよう。
ネットから直接申し込みして借りることもできるが、面倒そう(送り返すとか)なのであまりやりたくない。
帰ってからネットでアンテナの位置が分からないか探してみた。
どうやらそれは秘密らしい。
と、あることに気づく。
エリア拡大状況である。
どのあたりにアリアが拡大したのか、WiMAXのページに出ている。
その情報はかなり細かい。
「どこどこの何丁目付近」と書いてあれば、アホでもそのあたりにアンテナを立てたと分かるだろう。
3丁目に立てて、2丁目付近が拡大したとは書かないからだ。
探すと、昨年の秋頃にウチの周辺にアンテナが設定されたようである。(地名が出ていた)
近所の地名ではなく、自宅のある地名だからちょっと期待が持てる。
Try WiMAXで機器を借りて試してみるのもするが、週末にでも近所を散策してみよう。
アンテナが見つかるかもしれない。
なぜ、アンテナの位置が重要か。
その方向にアンテナを向けるためだが、ネットで書いてあるようなパラボラアンテナ(金属製のボウルで自作)を作って、それを向けてみようということなのだ。
本来、パラボラは双曲線なのだが、ボウルでいいようである。
まあ、何らかの反射器くらいにはなるだろう。
速度が倍になったなどいうのを見たら、試したいと思ってしまうのも人情というもの。
ダメでも料理には確実に使えるのだからムダにはならない。
テレビ(地上波)のアンテナを見ると分かるが、導波器(ディレクター)、輻射器(ラジエーター)、反射器(リフレクター)で構成されている。(八木アンテナ)
いや、見ても分らないかもしれないが、後ろに付いている違う格好をしているのが反射器である。
ちなみに、前側にいっぱい付いているのはほとんどが導波器で、電波を受けアンテナ線にそれを流す輻射器は反射器の直前にある部分だけしかない。
しかし、ふと考えると、基地局(アンテナ)からの電波が入りやすくなったとしても、WiFi的にはどうなのだろうかとも思う。
ボウルのお尻側(開口部じゃない方)は金属に囲まれてしまうのだから繋がりにくくなりはしないだろうか。
まあ、有線LANにするなら関係ないのだが、開口部を外に向けるということは、必然的に屋内側にお尻が来るのだが・・・
MegaUpload強制閉鎖
MegaUploadというサイトがあった。
過去形である。
ファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたりできるというだけのサイトである。
無料で使うとダウンロードに制限がかかり、有料会員になるとそれらがなくなるというものだ。
そこが「強制閉鎖」された。
アメリカ司法省によってである。
つまり、犯罪行為として認定したことになり、首謀者の逮捕もされている。
幹部3名が逃走中。
こういったサイトはかなりある。
何か探し物をしていると、そういうサイトに出くわす。
最初のひとつとしての強制閉鎖だろう。
あるいは一罰百戒、他のサイトへの牽制でもあり、著作権を侵害したファイルをダウンロード可能な状態にしておくと司法の手が入ることを知らしめるものである。
どのサイトも閉鎖や逮捕は望まないだろうから、著作権侵害ファイルの一挙削除が進むのではないだろうか。
わざわざ料金まで取ってダウンロードさせるというのは、それだけの価値があるものをダウンロードさせているということをサイト運営者は知っていることになる。
価値のないものをいくら置いても、誰も会員になどならないからだ。
「どんなファイルがアップロードされているかは関知しない」という言い逃れはできないだろう。
もちろん、アップロードした人が著作権を侵害していることも間違いない。
どうやら、アップロードして、ダウンロードがされると、その人の会員料金が免除されたり、お金が入ったりするようである。
つまりは収入を得るためにアップロードしているということだ。
MegaUploadがどうなのか判らないが、某巨大掲示板を見ると、お金を支払ってくれないなどということもあるらしい。
閉鎖され、運営者が逮捕あるいは逃走しているのだから、アップロードしていた者も有料会員だった人も、お金が戻って来るはずもない。
それだけでなく、利用者も司法あるいは賠償などの対象となるかもしれない。
ただ、これに対して報復もされているのだという。
ハッカー集団のAnonymousが司法省とMegaUploadを訴えたUniversal Musicのサイトをダウン状態にしているそうである。
勘違い
コンピュータやネットの用語などは勘違いしている人が多い。
デスクとディスクの混同(ディスクトップなど)は何度も聞いている。
ここ数日で、私も勘違いしていたことに気がついてびっくりした。
コンピュータ用語ではないのだが。
「さんりようこ」という漫画家さんがいる。
随分前から読んでいて、単行本も何冊か持っている。
ずっと「さん・りょうこ」だと思っていたが、あるとき「さんりようこ」というのを見て、「小さい“よ”なのに、誤植か?」と思い、検索してみると「さんり・ようこ」だった。
びっくりである。
「ブスコパン」を「ブスコバン」だと思っていた。
濁音と半濁音はパソコンでは勘違いしやすいので仕方ない。
これも「ブスコ・パン」なのか「ブス・コパン」なのか判らないが、「ブス・コバン」で「猫に小判」のようだと思っていたのがそもそもの勘違いだった。
「ブスに小判って・・・」という勘違いである。
花魁(おいらん)
花魁(おいらん)とは遊郭における最上位の遊女のことである。
太夫がそれであったが、花魁と呼ばれるようになった。
新潟(分水)でも春になると花魁道中というのをやっている。
この花魁道中のいきさつが判らない。
まず、遊郭がなければ花魁はいないはずである。
あったとしても、花魁がいたかどうか判らない。
大規模な工事(信濃川からの分水路を作る)で、200年もかかったというから、PKO/PKFと同じ理屈で、男が大勢集まるところにはそれ目当ての商売も集まるはずだから、何かそういった類いのものはあったかもしれない。
過去に遊郭があって花魁がいたとしても、今は遊郭はなく遊女もいないだろう。
だから花魁道中をあまり見たいと思わない。
なぜか。
偽物だからである。
例えば、本物のアイドルやスターのコンサートなら見たいと思うが、そっくりさん(それも素人)では見に行こうとは思わないだろう。
花魁とは本来、そういうスタークラスなのである。
花魁には教養が必要とされる。
また、あの大きな下駄のようなものを履いて、吉原では外八文字に、嶋原では内八文字に歩く。
新潟・分水の花魁道中は吉原式の外八文字である。
本当なら、その歩き方の修行だけで3年かかっるという。
それが現代の女性が少し練習したくらいでできるはずもない。(ここがポイント)
現代で本当にできるとしたら、ちゃんと稽古をしている歌舞伎の女形くらいだろう。
なお、あの重い下駄を振り回して(もし外れてしまうとかなりのペナルティーがあった)歩くのは、足腰の鍛錬であり、特に内股の筋肉増強(括約筋など)に繋がっていただろう。
江戸の話に、女房とする前には散歩に出してしばらく歩かせると良いなどというのもあるくらいである。
花魁道中とは置屋(住んでいるところ)から茶屋(客のいるところ)までを歩く様子を言う。
当然、道中する花魁はひとりである。
希に花魁ふたりが一緒に道中することがある。
それは「道中突き出し」で、27歳の年季明けか身請けで辞める花魁が新たに花魁となったものを連れて練り歩く。
これが7日間続くという。
費用は辞める花魁が出しすことになっていて、その額、締めて五千万円ほど。
つまり、花魁が3人以上一緒に道中するということはありえないのだ。(ここがポイント)
分水の花魁道中はどうやら4人も花魁がいるらしい。
花魁は遊女とはいえ、簡単には逢えなかった。
まず、茶店で散財し、茶屋の主人に上客であることを認めさせることをしなければならない。(誰か上客の紹介があれば別かもしれない)
茶屋が呼んでくれないことには逢えないのだから、この客ならばと思わせて、やっと花魁を呼ぶ資格を得るのである。
最初に花魁を呼ぶことを「初会」といい、杯の儀式(飲まない)はあるが話をすることすらなく終わる。
花魁は酒や食べ物に口をつけることすらしない。
ほぼいるだけである。
床に付いても、帯を解くこともなく、添い寝して終わり。
花魁を呼ぶ揚げ代が10万円(1両)と、その他の人への祝儀、飲食代などで50万円程度かかる。
次に「裏を返す」といい、2回目の逢瀬である。
が、初会と何も変わらない。
金はもちろん同じだけかかる。
3度目に、お互いが気に入れば、馴染み(馴染み金も必要)となり、花魁が許せば大人の関係になることも可能となる。
ただし、関係を持つのにも別に「床花」が要り、揚げ代の3倍、つまり30万円(3両)が追加される。
ここまで軽く数百万円。
馴染みになると浮気も禁止されるから、余程財力があって花魁に惚れないと無理だろう。
もし、他の客が花魁を同時に呼び出したらどうなるだろうか。(花魁の馴染みはひとりではない)
当然、花魁が行きたい方へ行く。
残された方には別の遊女(クラスは下)があてがわれる。
払うお金は花魁と同じだけ必要になるが、花魁の馴染みなのだから、代役の遊女とは大人の関係にはなれない。
つまり、宴会だけして終わり。
これはキツそうだが、そんなことを気にするようでは野暮なのかもしれない。
遊女というのは、もっと昔は巫女だったそうである。
今は巫女さんというと男を知らないように思われるが、巫女が神事としてそういうことをしていたらしい。
今の貞操観念や倫理観などは昭和初期以降に(当時の)西洋のものが広まったものであり、元の日本での風習はまったく違っていたのである。
なお、西洋でももっと昔は違っていたのだが、男尊女卑によるためか、あるいは、もしかすると梅毒など性病を広めないためにパートナーを限定するように変わったのかもしれない。
コロンブスの新大陸発見以降(という説が有力)、世界中に梅の花が咲いた。
感染すると熱が出て腫れ物ができ、あるいはリンパ節が腫れる。
ここで床に伏せることになる。
郭ではこれを「鳥屋(とや)に付く」といい、この症状が治ると、次の発症まで潜伏期間に入る。
一人前の遊女になったということもあったらしい。
梅毒に冒されているので、妊娠しにくくなり、妊娠しても出産まで至らないことが多いのだ。
遊女にとって妊娠が最も忌むべきものなのだから、都合の良い体になったということなのだろう。
しかも、梅毒にもかからなくなったように見える(既に罹患しているため)のである。
もちろん本当に治った訳ではないので、他の相手に梅毒を感染させてしまうのだ・・・
怖い。
花魁がそういう病気にかかったものなのかが気になるところである。
ちなみに来年の分水花魁道中は4月15日(日)。
オートマトン(automaton)
オートマトンといえば、状態遷移を伴う自動機械のことである。
コンピュータの歴史の最初の方に出てくるし、アルゴリズムの最初にも出てくるだろう。
この複数形であるオートマタとなると、自動人形(からくり人形)のことを主に表すようである。
オートマトンは「automaton」と書く。
マトンが羊のことだと思っている人もいるようだが、羊はマトンではない。
豚はポークではないし、牛もビーフではない。
鶏をチキンなどというと、勇敢な鶏に怒られるかもしれない。
自動機械と訳されることから、「マシン」なのかとも思うのだが・・・
「automaton」をじっと見ていると、「automation」と一字違いだと気がつく。
「automation」の元の言葉は「automatic」だ。
実は、「maton」はギリシャ語の「matos」に由来し、意味は「動く」である。
「自動で動く」のが「automaton」だったのだ。
この「matos」は英語に入って「matic」となった。
「オートマトン=オートマティック」である。
では「machine」はというと、これもギリシャ語の「装置」に由来するらしい。
似た言葉であり、同じ言葉から派生したのかもしれない。
私の場合、「オートマティック」というと「ピストル」のことだと思ってしまう。(英語でもautomatic pistolという)
この「ピストル」というのはチェコ語の「パイプ」という意味からだそうである。
ワルサーPPK(007ジェームズ・ボンドが持っている)のPPKは「ポリッツアイ・ピストル・クルツ」(警察用小型ピストル)の略だ。
最初の作品「007ドクター・ノオ(最初の題名は007危機一発 訂正:007は殺しの番号)」で、その前に所持していたベレッタ(イタリアの拳銃)が不発で半年も入院したからと、嫌々ながらPPK(ドイツの拳銃)を持たされるシーンがある。
イタリアは枢軸国として開戦し、連合国に寝返ったことから、「イタリアの銃には砂が入っている」(降参して武器を投げた)というジョークがあるためかもしれない。
まあ、現職イギリス諜報部員がドイツの拳銃を持つのもどうかと思うが。
ロボコップが持っていたのはベレッタのデカいやつ(架空のオート9という銃))で、一度に6発発射するもので、それで悪者が股間を撃たれたシーンがあるが、その部分はぐずぐずになっていたに違いない。
「インディージョーンズ 最後の聖戦」ではジョーンズがドイツの銃(ルガーP08)を撃って、その一発が三人を貫通し、威力に驚くというシーンがある。
流石ドイツ。
ワルサーP38が大好きなのだが、それはルパン三世の影響である。
ワルサーP38は部品も少なく、オートマティックなのにシングルアクションもダブルアクションもできるという優れものなのだ。
スイスのSIGも好きなのだが・・・そのことについては割愛しよう。
イタリア、ドイツ、スイス、見た目、質実剛健、精巧、何となくだが。
かなり逸れた。
自動車に付いている「タコメーター」の「メーター」は判るが「タコ」がなんだか判らない。
この「タコ」もギリシャ語由来で「速度」という意味だそうである。
自動車は「automobile」とも言う。
これも「自動で動く」という意味である。
オートマトンをロボットのような意味(自動人形と似ているかもしれないが)で使うことがある。
ロボット(robot)はチェコの劇作家カレル・チャペックの作品からで「奴隷」という意味だそうだ。
これをアイザック・アシモフが用いロボット三原則を作り、今のロボットとして広まった。
ロボットもチェコ語だったのである。
スターウォーズのガス惑星ベスピン・クラウドシティーにいるランド・カルリシアンに従うロボットのようなものが出てくる。(どう見ても人間だが、機械のような耳を付けている)
彼は「Lobot」という名前だ。
残念なことに、日本語では「R」と「L」の区別がないので、どちらも「ロボット」となってしまうのだが。
他にも多くのロボットが出てくるが、高度なものはドロイド(droid)と呼ぶ。
その中でも最も賢く勇敢で役に立つのはR2-D2であり、C-3POは自作(ダースベーダーが子供の頃に作った)のためかあまり役に立たず、いつも壊れてばかりいる。
首が簡単に外れるのはアラレちゃん並だ。
エピソード4(スターウォーズ第一作)でも段々とボロボロになるが、最後の表彰式では金ピカで出てくる。
実は、最初に表彰式のシーンが撮影されたので、まっさらな金ピカC-3POだったという訳。
ちなみに、マシンは日本語に最初に入った際に間違って広まってしまった。
それは「ミシン」である。
「ソーイングマシン」のことを略して、ちょっと訛って「ミシン」としてしまったのだ。
また「アイロン」は「iron」を読み間違えたものである。
英語では「r」音が入らず曖昧母音となり「アィァン」に近い。
「iron」はもちろん「鉄」のことなのだが、名詞として「アイロン」、動詞として「アイロンをかける」という意味もあり、その点では誤解はない。